メタボリックシンドロームとは、肥満(内臓脂肪型)に加え高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上を合併した状態を言います。当然この合併した数が多いほど心疾患を発症するリスクが高くなってしまいます。
メタボリック健診を受けてメタボリックシンドロームと診断され、そこで初めて自分が高血糖、高血圧、高脂血症であることを知る人も大勢います。メタボリックシンドロームによって心疾患を発症してしまうリスクは合併症を持っていない人と比べて、合併症を1つを持っている人は5倍にもなります。
2つ持っていると約6倍、3つ以上ともなると約36倍にもなってしまうのです。それにこのメタボリックシンドロームは自覚症状がはっきり出るわけではないので自分は大丈夫と思い体調の変化に気付かずに毎日の生活習慣を改めずにメタボリックの状態のまま過ごし、心疾患の危険が忍び寄っているのもわからぬまま、命を落としてしまうという最悪な結果になりかねません。
メタボリックシンドロームが肥満(内臓脂肪型)、高血糖、高血圧、高脂血症と合併した時の心疾患発症の危険性を考えるとメタボリックシンドロームにより命を落とすことのないように今一度毎日の生活習慣を見直して行きましょう。