メタボの基準や原因など、メタボリックシンドロームの基本的な知識について説明しています。
また、メタボ対策や予防・運動・食事などの最新情報もお伝えしていきます
健康志向の高まりから、メタボが注目されています。メタボはメタボリックシンドロームを簡略した言葉で、メタボリック症候群とも呼ばれています。食生活の欧米化や不規則な生活により、高血圧、高脂血症、高血糖症などの数値が基準以上になった人がメタボと診断されます。メタボイコール「ぽっこりお腹」をイメージされる方も多いと思われますが、これはメタボ診断基準に胴回りが男性85cm以上、女性90cm以上と規定されているからです。テレビCMでも、ぽっこり出っ張ったお腹がアップで映されているので強い印象が残ります。実際には、男性85cm、女性90cm以上の胴回りで、かつ以下の数値に2つ以上該当する方がメタボと診断されます。
■血圧の値が上→130mmHg以上、下→85mmHg以上のいずれかまたは両方■中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかまたは両方■空腹時血糖が110mg/dl以上
メタボの解消や予防を正しく行うには、中性脂肪やコレステロール、血圧、カロリー、食事、運動、脂肪燃焼、糖尿病、心臓病などの知識が必要となります。当サイトでは、これらの基礎知識からメタボの原因や予防、解消法、運動、食事などの最新情報をできるだけわかりやすい言葉で紹介していきたいと思います。。
メタボ健診が始まりましたね。2008年4月からスタートした「特定健診・特定保健指導」。いかにもお役所的なネーミングです。いったい何を特定しているのでしょう。実はこれ、前年度まであった生活習慣病検診のリニューアル版といえます。メタボ健診になった!というほどの改訂ではなさそうです。以前から、生活習慣病の健診では血糖値や血圧やコレステロール値の測定はありました。会社の健診でもあるでしょう? 今回のリニューアルで新たに加わったことといえば、腹囲測定ぐらいでしょうか。たしかに、これまでの生活習慣病検診では、体重や身長は測ってもお腹まわりの測定まではありませんでした。40歳から74歳の人を対象にしているメタボ健診。厚生労働省が成人病予防の普及、健診の啓蒙のため、いま流行語にもなっている「メタボ」をPRに取り込んだということでしょう。「メタボ健診の義務化・罰則」などとヘビーな事項がネット上でもささやかれていますが、被保険者を対象としているわけではなく、保険者がノルマを強いるような形になるとかならないとか。メタボ健診の普及のために、いっそ全国一律、全ての人の健診は無料に。抽選などもいっさい無しにしてほしいものです。さて、あれこれ御託を並べつつ今年も健診に行くとしますか。
最近、メタボリックシンドロームを疑われる人が増えています。メタボリックシンドロームについてチェックされるところは、継続して運動はしているか、食事の内容はどうか(偏った食べ方をしていないか)が主なところですがその他にも体重が若かりし頃より今は10キロ以上増えてしまっているとか、ごく最近に体重が増えてしまったかというような体重の変化もチェックされてしまいます。これだけでメタボリックか否か一喜一憂してしまいそうなのですが、間食の有無、寝る直前に食事をしていないか、朝ごはんはきちんと摂っているか、ゆっくりよく噛んで食べているか、満腹になるまで食べていないか、毎日ウォーキングや軽い運動をしているか等、メタボでなくても毎日気をつけたい項目です。さらにメタボの人に本当に悪影響である飲酒、喫煙習慣の有無や、快適な睡眠が取れているかどうかチェックする事で日ごろの生活リズムを振り返ることが出来ます。このチェック項目は、メタボの人に起こり得る怖い合併症の危険性を知らせる大切な項目なのです。メタボリックではないかと疑われる人の大半は、生活のリズムの乱れが考えられます。自分がメタボかも、と気になった人は毎日の生活リズムを見直すところから始めてみましょう。
メタボの原因は男性と女性では違いがあります。例えば、生活習慣病のひとつで、血液中の脂肪が異常に多い状態に陥る高脂血症は、遺伝や肥満、過食、運動不足、糖尿病等、さまざまな原因で起こりますが、その一方、女性の「更年期」による体の変化でメタボ状態になる場合もあります。40歳を超える頃、コレステロールが急増することが原因です。そのため、更年期が近くなったら、あるいはすでに更年期をむかえている女性は、万全なメタボ対策をしておかなくてはなりません。まず、よい食生活を送ることは何においても、この対策を考える上で、とても重要になってきます。基本的な考えとして、油を使った料理は1日2品程度にとどまり、肉類はなるべく避けるように、そして魚類、食物繊維を多く含んだ食品を中心に取り入れることが好ましいです。 また、過食にならないように食事に気を配り、毎日適度な運動を習慣づけましょう。無意識につい手が出てしまう間食にも注意してください。また、アルコールなどの嗜好品も控えることです。さらにカロチン、ビタミンE・Cのとりすぎもよくありません。毎日の食生活のちょっとした心配りが健康な生活を営む上の鍵となります。
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