メタボリックシンドロームの基準となっているBMI指数(肥満指数)について説明しています。
メタボリックシンドロームにならないためには、肥満にならないというのが絶対条件です。では、肥満かそうでないかはどのようにして決めるのでしょう。メタボかどうか判断するにあたり、まず腹囲を計測します。計測するのはウエストのくびれた部分ではなく、おへそ回りになります。その数値と公式からはじき出した肥満指数(BMI)の数値によりメタボかどうか参考にします。肥満指数(BMI)の計算式は、体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}=肥満指数(BMI)となっており、この数字が25をこえると肥満と言われます。25を超えると後は肥満度1〜4までに分類され、BMI25〜30未満が肥満度1、30〜35未満が肥満度2、35〜40が肥満度3、40以上が肥満度4になります。肥満度が1から4へと上がっていくにつれ、メタボリックの可能性が増えますので注意が必要です。肥満指数(BMI)が25をこえた人は、すべてメタボリックかと言うと、そうとは断言できません。しかし、肥満がメタボリックシンドロームの原因の1つだと言われていますので、肥満指数(BMI)が25を超えたら糖尿病、高脂血症、高血圧などの病気が潜んでいないかきちんと調べておくほうが良いでしょう。
Copyright 2008-2019 メタボからの脱出!メタボの正しい知識・予防と対策 All Rights Reserved.